終わった話でいまさらですけどね。
ちゃんと今年も確定申告しましたよ。
タトゥーレ鈴木です。
前回(個人事業主が引っ越した場合の届出)書いた通り、
届出と一緒に引っ越し後の税務署に確定申告の書類も提出しました。
確定申告は別会場システムの税務署
以前の税務署は、別会場というものはなくて、
すべてその税務署で受け入れてくれました。
今回、引っ越し後の新たな税務署ということで、場所をネットで
調べてみると「確定申告会場はこちら」みたいな感じで
別の場所の案内がでているじゃありませんか。
しかも駅から遠い。
税務署ですらちょっとアレな場所なのに、
確定申告会場はもっとアレな場所。
う~ん。
私の場合、同時に「所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書」も
税務署に提出しようと思っているわけです。
確定申告の書類と、異動に関する届け出を一気に出して、
さっと逃げて帰りたい。
「ちょっとあんた!異動の書類足りてないよ!!」
とかババアに言われて追いかけられないうちに。
(※書類が足りないかもな件については前回参照)
それなのにちょっとアレな場所の税務署に行って、
そのあともっとアレな申告会場に行くとなると、だいぶ面倒。
そもそもなぜ別会場?
前の税務署はそんなんなかったよ。
などと言っていても始まらないので、
とりあえず税務署に行って、ダメだと言われたら
申告会場に向かうことにしました。
副業でも全く問題なかったfreeeでの確定申告書類作成
なにはなくとも確定申告の書類をまず作らなければなりません。
毎年お世話になっております会計ソフトfreee にて
今年も書類作成をよろしくお願い申し上げました。
日々の売り上げ等は入力済みですし、
あとは画面の指示に従っていけば完了のはず。
クラウドソフトのいいところは、毎年バージョンアップ
されていて、書類作成も毎年やりやすくなっております。
はい、まずは基本情報の入力。
私は引っ越したので新しい住所に設定しなおしましたが、
通常はそのままfreee に登録されている住所が入っていると思うので大丈夫。
そしてこちら。
「会社から給料を受け取りましたか?」
・・・は、はい。
なんかすんません。
受け取ったら悪いかのように聞かれている気がするのは、
私だけでしょうか?
だって受け取ってるんですもの。
ここは正直に会社からいただいた源泉徴収票に記載されて
いる通りに記入しておきます。
しかし、このあたりを気づかせてくれるというか、
記入しちゃえばあとは会計ソフト側が勝手に
やってくれるってのが便利なところですね。
さすがにこれは自分では無理。
というか、会社員に戻ってこのあたりの処理がどうなるのか
不安でしたが、これを記入しただけであっさりクリア。
freee で楽勝やんけ。
流れに乗っていけば確定申告書類は作成完了
そのほかも画面の指示に従っていくだけ。
タンスにお金を隠していませんか?
なにかをごまかしていませんか?
人生に疲れていませんか?
などの質問はないので大丈夫!!
そんなことを言っているうちに書類完成。
副業でもまったく問題ないじゃない。余裕。
あ、物販の人は年末までの在庫を棚卸して、
資産として計上するのを忘れずにね。
棚卸だけはしっかりやっておこうね。
あとは提出あるのみ。
書類作成よりも提出のほうが私は面倒。
ちなみに納税は今年からなぜかクレジットカードで
納付できるようになっていたので、カードで済ませて
しまいました。本当に外に出たくない模様。
金額的にも大きくなかったからね。
正しくできていたのか不安ではあるけれど。
クレジットカード納付については、
意外と簡単に終わってしまい、
画像を取り忘れたというか、
ネタになることに後で気づいたので、
また来年書くことにします。
結局、税務署で提出できたのか
その後、確定申告の書類を持って税務署に行きましたよ。
平日の昼間だからなのか、みんな確定申告会場に
行ってしまっているからなのか、ガラッガラ。
入ると受付に2人の署員の方が。
他には誰もいない。
目が合ったらそりゃ「どうぞ~」って言われますよね。
てっきり並ぶものだと思ってたので、
慌てて書類を取り出す私。
「あ、あの、確定申告の書類ってここで・・・」
「はい、大丈夫ですよ~」
食い気味に言われました。
大丈夫なのかい。
あとはいつもの通り、署員の方が確認しつつ
ホッチキスで止めてハンコ押して、控えのほうにも
ハンコを押してもらい、終了。
はやっ。
「ご苦労さまでした~」
「あ、こ、この、届け出も・・・」
「あー、はい、こちらも。かしこまりました~」
で、終わり。
署員の方が紳士すぎて、相変わらず何も言われないのが逆に怖い。
しかし、同時に短時間で済んでよかったわ~。
税務署から帰るときに歩きながら考えて気づきましたが、
もう一つの会場はどうやら確定申告書類『作成』会場だったのかも。
つまり作成してあれば、関係ないと。
そういえば以前の税務署でも、提出とは別に
長蛇の列ができている場所があったなぁ・・・。
副業を始めた方。
作業員や職人に独立した方。
リタイア後、不動産オーナーになった方。
もちろん個人事業主の方。
そんな感じの人が書類作成ってことで、
やたら並んでましたけどね、
時間の無駄ですよ。
ぜひとも、freee で書類作成しておいて、
提出のためだけに税務署に行きましょう。
タイムイズマネーですぜ。
はじめまして。申告書作成会場を別に設けるようになったのは、申告書の自書作成が推奨されてからです。以前は領収証などを持ちこみ、会場の担当者と協力して青色決算書などを作っていたものです。そして申告書の作成は税務署の担当者がやっていたはずです。しかし、あれこれありまして納税者自ら申告書を作成することに方針変更。
実は確定申告の会場で納税者を受け付けているのは税務署の職員ですが、人数の関係で日頃所得税以外の部署からの応援が多いのです。専門外の業務なのでミスがあったらしく、問題になってしまったとか。また税務署職員だけでは手が足りず、地元税理士会からの応援も仰ぎます。私も何度か手伝いに行っています。ここでミスがあった、あるいは税務解釈に違いが生じた場合の責任問題とか、厄介な問題がありまして・・・・
なので納税者自らの自書申告が奨励され、そのために別会場を設けるようになった次第です。最近は便利な会計ソフト、しかも無料のものもあるようですね。申告のためだけでなく、自己の業務の財務判断の材料としても活用してください。優れた経営者は皆、決算書をよく読み、勉強していますから。