などとタイトルを書いたものの、
何から話したらよいのかわかりません。
タトゥーレ鈴木です。
とりあえず順番に話していくしかないですかね。
Amazonからカタログと異なる商品についての連絡
「カタログと仕様の異なる可能性がある
タイトルのメールが「Amazon フルフィルメントセンター運用管理担当」
というところから送られてまいりました。
内容を要約するとこんな感じ。
「お客様からカタログと異なる商品が届いた言われたよー。
画像も添付されてるからお前にも送るよー。
いちおうこっちでも確認したけど外から見ただけじゃよくワカランカッタ。
とりあえず一時的に購入できない状態にしてるから、
次の2つの中からどうするか選んでね。さぁ、はやく。
①そのまま販売継続(倉庫の在庫は問題ない場合)※もちろん理由を述べよ。
②販売不可として入庫(倉庫の在庫も問題あるかもの場合)
はやく回答しないと販売不可在庫にしちゃうからねー。よろぴく」
こんな連絡は初めてなので正直びびりました。
この時点では規約違反とかそういう話ではありませんでした。
「クレームきたけど、こっちじゃよくわからんから、どうする?」
程度の話でした。
落ち着いてメールを読み返すこと数回。
画像を確認すること数十回。
徐々にいろいろわかってまいりました。
いったいどこに問題があるのか、わからず
該当の商品ですが私がAmazonで出品をはじめて、
初期の頃から扱っていた商品。
つまり1年近く売ってきております。
売れた数のトータルは100を超えます。
しかし、今までそんなクレームがあったことは1度もありませんでした。
出品者の評価に悪いがついたこともない。
☆5しかなかったといっても過言ではありません。
商品のレビューは、やや専門的というかマニアというか
ファンがいるというかそういう系統の商品ですので、
厳しい眼をお持ちの方が厳しいレビューを
たまにお書きになることはありました。
それに関しては私はメーカーじゃないので、なんともいえません。
いい商品なのに「厳しいのぅ」と思う程度です。
もちろん、普通に評価してくれる方もおりましたし、
評価を書かない方も多数おられました。
そんな商品がこの期に及んで、なぜいまさら「カタログと異なる」と?
Amazonからのメールには、お客様が指摘したと思われる理由が
3点かかれていました。
しかし、どれもイマイチ納得できないもの。
添付された画像を見ても、ただの商品の画像で
カタログと違う点、お客様が主張する点がわかりません。
ちょうど手元に在庫もあったので、それも出してきました。
商品カタログ、手元の在庫、画像、メールの理由、
それらを見比べること数十回。
何度確認してもよくわからず。
私には問題があるようには思えませんでした。
「材質が違う」とか言われてもそんなのカタログに書いてないし、
例えば「本来は木のところが鉄になってる」とか言われれば
わかりますが、ただ違うと言われても何がどう違うのか。
そもそも違わないんですけど。
疑心暗鬼の犯人探し
本来、こういったことはするべきではありません。
私は初めての経験で動揺して混乱していました。
そして、もし本当に違う商品であったのなら、これまでご購入いただいた
すべてのかたに謝らなくてはいけないと思いつめておりました。
とにかくもう少し納得のいく詳細が知りたい。
その気持ちが「誰が」この指摘をしたのかという方向に向いてしまいました。
もし行ける範囲なら、直接訪問して話を伺おうとまで思ってました。
(怖いかもしれませんが、クレーム対応で一番効果のある対応はこれです。)
Amazonからのメールには当然そのような情報はありません。
そこでまず直近の注文を見直しました。
Amazonで買ってない人からのクレーム(たまにあるらしい)の可能性も考えましたが、
メールの担当が「Amazon フルフィルメントセンター運用管理担当」、
つまりFBAからの連絡であるので、FBAで売れたものであると判断しました。
履歴を見ると、売れたのは30日で10個弱。
問い合わせがあった日の近くだと約5個。
怪しいと思うものはありましたが、特定はできません。
次に疑ったのが競合セラーの嫌がらせ。
チャイナ方面の場合、よく聞く話です。
私が出品していた商品カタログは私が作ったものではありません。
誰かが作ったもので相乗りでした。
出品したときから常に2、3人、一緒に出品してました。
それが徐々に1人消え、2人消え・・・Amazonから連絡がある前の
2ヶ月ぐらいは私1人になってました。
消えた理由はわかりません。
特に値下げ競争もしてないですし、自然といなくなりました。
しかし、その連絡の数日前あたりから、
1人新たな出品者が現れておりました。
いままでいたセラーとは別のセラーです。
そして、大きく安めで出品してきていました。
これは怪しい。
と思いちょっと情報を見てみましたが、
どうもそうでもない雰囲気。
それほど「やる気」を感じられません。
さすがに多くのセラーを見てきているので、
なんというか見ればだいたいわかるんですよ。
どれほどのやる気があるかぐらい。
商品数が少ない(増えていかない)とか、
安めの商品ばかり扱ってるとか、
ジャンルが偏る(逆にバラバラすぎる)とか、
小さくて軽くて壊れにくいものばかりとか、
よく見かける(簡単にリサーチできる)ものばかりとか、
そういったところでだいたい判断できます。
その辺の情報を拾ったのか、コンサルを受けたのか、
教材を買ったのかわかりませんが、たぶんそんな感じで
儲かると聞いてちょっと始めてみたレベル。
そんな人が嫌がらせ的なことしますかね?
いやむしろ、その程度だから危ない?
でも、いくら疑ったところで証拠は出てきません。
結局、犯人探しをしたところですぐに問題が解決するわけでもなく、
不毛な時間だという結論にいたり、犯人探しはあきらめることにしました。
販売不可にして、いったん返送することに
とにかくAmazonへ早めに返信すべきだと思いまして、
個人的には納得はいかなかったものの、リスクを考え、
「②販売不可として入庫(倉庫の在庫も問題あるかもの場合)」
を選択しました。
ここで無理に販売を継続するよりも、いったん在庫を戻し、
自らの手で再度確認しなおしたほうが安全という判断です。
Amazonへは「とりあえず商品は確認しなおすから販売不可にしといて。
すぐに返送の処理をするよ。ちなみにだけど、画像も3つの理由も
いまいち納得できないんだけど、もうちょっと詳細わからんの?」
と伝えました。
Amazonからすぐに返答があり、販売不可にするから
データの反映までちょっと待ってねと言われました。
理由については「詳細について購入者様よりさらなる情報を入手するのは難しいから、
一旦在庫を戻してお前が責任もって確認しろやー」という回答。
ま、予想はしてたけどね。
しかたないです。
販売不可になった在庫、12個ほど。
すぐに返送手続きをしました。
しかし、この後、さらなる事態が起こります。
それはまた明日。