時々バービーと海外テンバイヤー 日本編

 

前回「時々バービーと海外テンバイヤー」の続きです。

人形は怖いので詳しくないのですが、
前回の記事を書くために調べていけばいくほど、
どんどん詳しくなってくきた、タトゥーレ鈴木です。

この調子でレアモノが見つかるかというと、
そう簡単な世界ではないようです。

なんかいろいろ深いんですなぁ。

というか、世界的なバービーコレクターの方が、
日本にいらっしゃるらしい・・・。

ちょっと検索して画像でみた限りですけど、
コレ、いったい、ぜんたい、何体のバービーが
いらっしゃるのか・・・すげぇ。

ここまでくれば、逆に怖くない・・・
いや、やっぱ怖いっす。

なんか違う意味も含めて怖いっす。

モニター越しに見る分にはいいんですけどね。

やっぱりどうも。。。

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一方、日本でのtokidokiプラチナバービー

 

前回と舞台は変わって日本。

実はこのバービー、一般販売用のほかに、
いつもバービーを販売している小売店にも、
数体ずつ卸されたようなのです。

なので、日本のいくつかの小売店にも、
数点ずつ流れてきた模様。

日本の場合、各小売店が販売するわけですが、
さすがにいつものお客様に向けて「10万円!」とか、
いきなりプレミア価格で販売とはいかないもの。
(もしかすると、それはNGという指導が
バービー側からあったかもですが。。。)

かといって隠しサイトを作るわけにも行かず、
いくつかは抽選で販売されたようです。

しかし、抽選にしたところで、事情は変わらず・・・。

こちら、とあるバービー専門ショップのブログ。

http://blog.cafe-bar-b.com/?eid=954827

 

抽選で3名様のみ手にできたようですが、

 

 そしてyahooにその日のうちで出ていたそ うです。
 かなり悲しくてがっかりです。・゚・(ノД‘) ・゚・

 

yahooというのはたぶんヤフオクのことでしょうね。

オークファンで見ると出てきます。
いくらで買って、いくらで売れたかは
ご自身でご確認ください。

 

「本当に欲しい人」とお金の価値観

 

まぁ、輸入とかやってる人間が言えたことじゃないですけど、
やっぱりなんとなく悲しいっちゃ悲しい。

「そんな甘いこと言ってちゃダメだ」とも思うし、
「じゃ、転売やめろよ」といわれればそれまでなんですけどね・・・。

でも、やっぱ、やりすぎは良くないと思うんですよね・・・。

 

「テンバイヤーが~」とか「本当に欲しい人に~」みたいな話は
これから先もなくならないでしょう。

「何かが足りない」なんて話はよくあるわけです。

ちょっと前はバターが足りない。

震災時は水が自販機も含めて消えた。(都内)

もう少しさかのぼるとタイ米がどうした騒ぎ。

もっと前にはオイルショックで
トイレットペーパーがないとかなんとか。

ま、ずっとやってるわけです。

 

まず「本当に欲しい人」というのがあやふやで、
「まさに今ケーキを作り始めたけどバターがない」人だったり、
「トイレに駆け込んだけど紙がなかった」人だったりだと、
これは間違いなく「本当に欲しい人」になるのでしょうけれども、
コレクター商品などは緊急性がかなり低いので、
「本当に欲しい」の定義は人それぞれでしょう。

また、もし、そんな状況の時、バターを10万円、
トイレットペーパーを100万円で売られたら、
アナタなら買いますか?

たいていの人は買わないでしょうけど、
なかには買う人だっているわけです。

人によって価値観というのは違いますし、
お金の感覚だって違うでしょう。

100万円が安いと思う人だっているし、
豪遊できる金額だと思う人だっています。

前に書いた落語の話だと、
千両の「みかん」を「安い」という
話だってあるわけです。

まぁ、そういった価値観の違いがあるからこそ
論争になるんでしょうけどね。

 

販売者としての心構え

 

ただ、販売者としての私が考えるのは、
そういう足元をみる商売でいいのか?
という点。

あまりにやりすぎるのはよろしくないかと思います。

ただ、これも、どこまでがやりすぎなのかは、
私自身の価値観による判断なので、
人によって見方が変わるでしょう。

結局のところ、こうなってくるともう、販売者側の
気持ち次第なのでは?と思います。

 

私としては上記のバービーの件、
心情としてはちょっと悲しい。

なんというか、販売者側の気持ちに同情しちゃうんですよね・・・。

転売されたら、あの抽選会はいったいなんだったのかという・・・

抽選までして定価で売ったことに意味はなかったんじゃないかという・・・

だったら最初からこっちがオークションでもして高値で
売れば良かったんじゃないかという・・・

 

というわけで、論争は尽きないかとは思いますが、
大事なのは自分で自分にしっかりと自信を持てる価格での
商売を続けることではないでしょうか。

「やりすぎ」も「問題ない」も自分が決めることですからね。

自分で自信を持って決めたことなら、
あとはもう、他人にどういわれようと、
関係ないでしょう。

ま、売れるか売れないかは別ですけど。

 

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